倉持明氏の孫・優梨、奮闘も関東学院六浦敗退 叔母は元AKB48の倉持明日香

孫の優梨(左)をねぎらう倉持氏
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 「高校野球神奈川大会・2回戦、横浜商大高2-1関東学院六浦」(14日、俣野運動公園横浜薬大スタジアム)

 関東学院六浦は、昨夏の北神奈川大会4強の横浜商大高に善戦しながら初戦敗退となった。ロッテなどで投手としてプレーした倉持明氏の孫・優梨投手(3年)は「4番・中堅」で1安打1盗塁。六回には一時同点となるホームを踏むなど気を吐いた。

 4月から祖父の指導を惜しみなく受けた。明氏は孫を教えるため、昨年12月に学生野球資格回復の研修会を受講。「こんな幸せなことはない」と関東学院六浦のコーチとして投手に限らず、ナイン全体を見守った。

 外野ノックもこなす姿は「66歳とは思えない打球を飛ばしていた」と孫を驚かせた。練習試合では4試合でユニホームに袖を通して自らもベンチ入りし、「(祖父は)誰よりも声がでかかった」と優梨。「めちゃくちゃうれしかった」とわずか4カ月でも、ともにプレーを胸に刻んだ。

 1年夏から登板してきた大黒柱だったが、最後の夏を前に不調が続いて野手としてチームに貢献する道を選んだ。この日は元AKB48で女優の叔母・倉持明日香も応援に駆けつけてくれた。家族の前で「欲を言えばホームランを打ちたかった」と悔し涙。大学では打者一本で勝負し、祖父と同じプロを目指す。

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