DeNA「8番投手」で打力アップ ラミ監督「僕のスタイル」

 「オープン戦、西武1-6DeNA」(24日、メットライフドーム)

 DeNAがオープン戦最終戦を快勝で飾った。今年初めて8番に投手を置く打線を組んだアレックス・ラミレス監督(44)は「8番ピッチャーというのは僕のスタイル。2年前、9番に倉本を置いて打線が機能した」と説明した。

 この日の9番は桑原。投手が送り、9番がかえすという形は、走者がたまらず作れなかった。ただ、五回は先頭の桑原が出塁し、1番の楠本が二塁打で好機を広げ、2番のソトが打点を挙げた。

 「開幕のラインアップは80%決めていますが、あと20%はまだどうしようかというところ」と指揮官。昨季終了後は「8番・投手」を見直す可能性を口にしていたが、最後に試した。「柔軟性を持ってやっていきたい」と、最善のオーダーを開幕までに練り上げる。

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