新潟県高野連 今春の球数制限導入を見送り「残念」

 新潟県高野連は18日、新潟市内で会見を開き今春の新潟大会で目指していた球数制限の導入を見送ることを正式に発表した。15日に行われた役員の話し合いで決まったこと明かし、新潟県高野連の富樫会長は「撤回とは宣言していない」とした上で「あくまでも見送り。春からはやめてという意味。取りくみを受け入れてもらえなかったのは残念」と語った。

 新潟県高野連は昨年12月に、19年春の新潟大会で投球数が100球に達した投手はそれ以降の回では投球できないというルールを取り入れる意向を発表していた。故障予防や選手の出場機会増などが目的とし、採用されれば各都道府県高野連が管轄する公式戦で初めての取り組みだった。

 しかし、事前に説明を受けていなかった日本高野連は球数制限の導入に慎重な姿勢を示した。2月20日の理事会では部員の少ない高校への影響や勝敗を左右する規則は全国で足並みをそろえて検討すべきとの方針で、新潟高野連に対して再考を要求。専門家を交えた「投手の障害予防に関する有識者会議」を4月に発足させ、多角的に検討していくことを決定していた。

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