侍ジャパン、京田の走塁ミスで幕切れ 稲葉監督もあ然

 9回、二塁を狙うもタッチアウトになる京田
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 「強化試合、日本代表2-4メキシコ代表」(9日、京セラドーム大阪)

 侍ジャパン・京田(中日)が痛恨の走塁ミスを犯した。

 2点を追う九回、1死一、二塁。上林(ソフトバンク)の放った打球は定位置より後方の右飛。二走はタッチアップで三塁へ進んだが、同時に京田も二塁を狙った。だが、右翼手が冷静に二塁へ返球し、京田はタッチアウト。100%セーフにならなければいけない場面だったが、暴走で試合終了となった。

 この試合は八回までに3併殺、けん制に誘い出されるミスもあるなど、攻撃陣が奮わず。最後もまさかの幕切れに、稲葉監督もあ然とした表情でグラウンドを見つめた。

 フレッシュなメンバーで臨んだ一戦で、「打線の組み方が良くなかったという、自分自身の反省ですね」と指揮官。失敗を糧に、次戦以降につなげるしかない。

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