オリックス・ドラ2頓宮“パンチ力”で3ラン パンチで話題性!実力でもみせた

 「オリックス紅白戦、紅組4-1白組」(20日、SOKKENスタジアム)

 オリックスのドラフト2位・頓宮裕真内野手(22)=亜大=が20日、紅白戦で“プロ1号”を放った。

 二回無死一、二塁の場面。カウント2-2と追い込まれながらも竹安のフォークを捉え、左翼フェンスをはるかに越える特大の3ランとした。

 「追い込まれたときにどう対応するかだった。結果につながって良かった。1本出て安心しました」

 大学ジャパンの4番を務めたスラッガー。プロで通用するために2ストライク後の打撃を追い求めてきた。19日からは1軍昇格。吉田正にも助言を求めた。「“ボールを近くにして打てばいい”と言ってもらいました」。助言通りにフォークにタイミングをズラされることなく運んだ。

 西村監督は「バットをしっかり振れる。引っ張るだけじゃなく、しぶとい打撃もできている」と高評価。一躍、三塁候補の一人に浮上した。

 頓宮も「開幕スタメンが目標です」と話す。キャンプ前にはパンチパーマで話題をさらったが、本業でも魅了した。

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