巨人ドラ1高橋、初先発で3回2失点も原監督絶賛「きれいなスイングさせない」
「練習試合、巨人7-5KIA」(20日、沖縄セルラースタジアム那覇)
巨人のドラフト1位・高橋優貴投手(22)=八戸学院大=が韓国・KIA戦に対外試合初先発。3回2失点だったが、結果以上に内容で魅せた。
圧巻は二回1死からウイニングショットのスクリューボールで連続空振り三振を奪ったシーン。勝負球が決まり「変化球は自分の思ったところに少しずついくようになった」と手応え。原監督は「彼の特長は相手にきれいなスイングをさせない。非常にいい」と高評価した。
視察で訪れた侍ジャパンの稲葉監督も若き左腕に熱視線。「どの球も腕を振って投げられる。これから非常に楽しみなピッチャー」と期待を寄せた。次回は26日の中日との練習試合に登板予定。貪欲に結果を求める22歳は「課題が出たモノを次の試合でつぶしていきたい」と次戦に向けて爪を研ぐ。