DeNA筒香 田舎出身でよかった「捻挫少ない」「ナチュラルで育つ」

 DeNA・筒香嘉智外野手(27)が20日、和歌山県橋本市で「スポーツ推進アドバイザー就任式」に出席。地元・橋本市のスポーツ振興に貢献していくことを誓った。

 「いろんなところに協力していただきながら、子供たちのためになる環境を一つでも多く作っていきたい」と力を込めた。スーパースターになっても、山に囲まれた故郷の町を忘れることはない。

 就任式の後に行われた指導者研修会では、田舎出身の強みを明かした。プロ野球選手の多くは捻挫に苦しむが「(自分は)人より少ない。プロ野球選手は田舎(出身)の選手の方が捻挫は少ないです」と分析。その理由として、ウエートトレではなく「田んぼを走ったり山を走ったり。ナチュラルで育つ」と持論を展開した。

 アドバイザーの任期は2021年3月まで。橋本市の平木哲朗市長(61)は「筒香君は大リーグ志向も持っているみたいですが、21年の3月までやったら大丈夫かな」と説明。筒香が故郷へ恩返しをしていく。

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