埼玉アストライア・川端友紀が引退 ヤクルトの兄・慎吾も「お疲れさま」

 太田幸司女子プロ野球機構スーパーバイザー(右)とともに会見に臨み、現役引退を報告する川端友紀=さいたま市内
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 女子プロ野球・埼玉アストライアの川端友紀内野手(29)が20日、さいたま市内のホテルで現役引退会見に臨んだ。ヤクルト・川端慎吾内野手(31)を兄に持つリーグ屈指の天才打者。9年間の現役生活を終え「女子野球の認知拡大に関われて、誇りに思います」と笑顔でうなずいた。

 女子プロ野球リーグの1期生としてプレー。13年には驚異の打率・431をマークするなど3度の首位打者を獲得し、女子プロ野球をけん引した。「1年1年、全力を出し切ってきた。成績自体は良くできたかなと」。引退を決めた際、兄からは「長い間、お疲れさま」と声をかけられたといい「ずっと兄の背中を追いかけてやってきた。かっこいい兄のまま、活躍し続けてくれることを期待したいと思います」とエールを送っていた。

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