DeNAラミレス監督、来季捕手2人制 攻撃力を重視
DeNAのアレックス・ラミレス監督(44)が26日、来季は捕手2人制を敷いて攻撃力を重視する考えを明かした。捕手枠を1人減らすことで、代打などに起用できる野手を増やし、攻撃のオプションを増やす構えだ。
昨季は戸柱、嶺井、高城の捕手3人制で臨み、今季は入れ替えが多かったものの移籍の伊藤を中心に捕手を厚めに備えていた。だが、捕手全体の打率が1割台と低迷。8月3日の広島戦(横浜)では、好機で嶺井の代打に投手のウィーランドを送る場面もあった。
ラミレス監督は「(来季は)基本的には捕手を2人制でいく」と明言。2月の春季キャンプには、1軍に捕手3人を連れて行く予定だが、開幕までに2人へと絞る方針だ。
「捕手を2人にすることで1人野手を増やせる。代打の選手を入れて攻撃的にいける」と説明した。競争での捕手のレベルアップとともに、代打の層を厚くして得点力不足を解消。攻撃型野球で来季の巻き返しを図る。