張本氏、西武移籍内海の活躍に期待「彼はまだまだやれる。1年後、巨人に帰るかも」

 野球評論家の張本勲氏が23日、TBS系「サンデーモーニング」の人気コーナー「週刊・御意見番」に出演し、巨人にFA移籍した炭谷銀仁朗捕手(31)の人的補償として西武に移籍した内海哲也投手(36)について「パリーグでまだまだ彼はやれるから」と来季の活躍に太鼓判を押した。

 巨人へドラフト1位で入団して15年、エースとしても活躍した左腕が28人のプロテクトから外れていたことについて、張本氏は「野球選手の宿命だからね、規約だから。逆に優勝したチームから指名されたことはいいことだと思わないとね」とベテランを思いやった。

 さらに「パリーグでまだまだ彼はやれるから」と今季15試合で5勝5敗、防御率4・17も、巨人では324試合で133勝を挙げた内海の“復活”に大きな期待を寄せた。

 一方で今回の人的補償に関する裏話も披露。丸佳浩外野手が巨人にFA移籍した広島の人的補償に触れ、「本当は広島の方が早かったんですよ。人的指名は。同じリーグだから巨人の方が嫌がったのかもしれない」とも話し、内海に関しても「1年後にまたFAできるから、巨人に帰ってくるかも分からない」と説明していた。

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