ロッテ・鈴木が1000万減の年俸1億円で契約を更改 プロ7年目で初のダウン
ロッテ・鈴木大地内野手(29)が14日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、1000万減の年俸1億円で更改した。
今季は143試合に出場して打率・266、8本塁打、49打点。3年連続全試合出場を果たした。
昨季は143試合に出場して打率・260、11本塁打、52打点成績。ほぼ横ばいの数字だったが、スタートが悪く、また途中交代もたびたびあった。
鈴木は潔く「下がりました」とプロ7年目で初のダウンを明かした。
来季は30歳になるが、球団からは「まだまだ老け込むような歳ではない。もっともっと頑張ってほしい」と言われたそうで、「うれしい」と表情を引き締めた。
今オフは秋季練習、キャンプが免除となった。1人で練習する一方、時間を見つけて10月末、山梨で開催された母校(桐蔭学園高)が出場した関東大会を観戦した。
懸命にプレーする高校球児たち。「格好よかった。打っても走ってもエラーをしても」と話すように胸にグッと迫るものがあった。
「自分自身が変わっていかなければならない。やってやるの気持ちです」
来季は昨年のドラ1・安田が三塁に本格挑戦するなどライバルたちが出てきた。
目標は「試合に最後まで出ること」。来季、選手会長に就任する鈴木はあくまでも自身の成長を糧に突き進んで行く。(金額は推定)