オリックス、バファローズポンタが残留

写真に納まる(左から)バファローズポンタ、オリックス・西村徳文監督=大阪市内の帝国ホテル大阪(撮影・北村雅宏)
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 オリックスを応援するキャラクター・バファローズポンタが28日、大阪市内のホテルで西村徳文監督同席の下、去就会見を開いた。

 会見の冒頭、しゃべれないポンタに代わって思いを関係者が代読した。

 「秋も深まり、朝夕はめっきり寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。みなさんお元気ですか?ぼくは元気です。本当です。

 2016年4月より早いもので3シーズンがたちました。ぼくのツイッターは一緒にバファローズを応援してくださるフォロワーは27万人になりました。多くのバファローズファンとともに3年間応援してきました。勝ったときには“おりほー”と叫び。負けたときには裸で夜道を歩いたり『んほーっ』と言葉ならない叫びが出ました。この3年間の順位は6位、4位、4位。チームを責めているわけではありません。僕にその原因があるのではないか。

 そこでバファローズからFA宣言することにしました。するとすぐに西村監督から“会って話をしよう”と言ってもらいました」

 その際に残留条件として「背番号入りの新ユニホームのプレゼント」、「ベンチ入り」を提示したという。

 これに対してポンタは「もしかしたら西村監督もみなさんもあの“FA”と思っていらっしゃるのではないか。今更言い出しにくいのですが…。オリックスバファローズを来季も応援します。“優勝を目指してファンとともに歩む”ファンのFと歩むのAのFA宣言でした」

 西村監督は「いろいろやきもきしましたがまた来季も応援してくれるということでホッとしていますし、うれしく思います。来季は裸になってほえなくて済むようにチーム一丸になってファンのみなさんとともに歩んでいきたいと思います」

 バファローズポンタは19日に公式ツイッターで「【速報】バファローズポンタFA宣言か(ポンスポ)」とつぶやき、「FA」と大きく胸に描かれたユニホーム姿のアイコンに替えた。その後もメットライフドームなどにいることを示すつぶやきを繰り返し、ファンの間でその去就に注目が集まっていた。

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