日本ハム、日本一奪還の夢ついえる 栗山監督も4番中田も「自分のせい」
「パCSファーストS・第3戦、ソフトバンク5-2日本ハム」(15日、ヤフオクドーム)
日本一奪還の夢は博多でついえた。CS最多タイ5本塁打を浴び、完膚なきまでに力の差を見せつけられた。「選手たちは一生懸命やってくれた。結果はこっちの責任」。栗山監督はそう振り返り、前を向いた。
打線も再三の得点機を生かすことができない。今季リーグ3位の106打点を挙げた中田がファーストS3試合で10打数1安打0打点4三振。この日も4タコに終わり「自分のせい。足を引っ張った」と猛省した。
指揮官は厳しい表情で来季への思いを言葉にした。「やらなきゃいけないことが山ほどある。足りないものばっかり。全ての要素が足りない。俺自身のことも含め。自分の中で整理して生かしていきます」
投打の柱だった大谷が米エンゼルスに移籍し、全員一丸で穴を埋めるように努力してきた18年シーズン。9月の北海道地震発生後は、被災地へ「夢と希望を」の合言葉を胸に日本一を目指したが、かなわなかった。