阪神・金本監督辞任 巨人、中日に続き…来季セ・リーグ顔ぶれ新たに
阪神の金本知憲監督(50)が今季限りで辞任することが11日、明らかになった。セ・リーグは阪神以外にも監督交代が進んでおり、6球団中3球団が新監督となり、新しい顔ぶれで2019年シーズンの覇権を争うことになる。
金本監督は15年オフにチームの抜本的改革を託されて就任。2年目の昨季は2位に躍進し、期待を抱かせたが、今季は終盤に故障者が相次ぎ01年以来17年ぶりの最下位が確定していた。
セではすでに金本監督と同じ15年オフに監督に就任した巨人の高橋由伸監督の電撃辞任が決定。チームはCS進出を勝ち取ったが、原辰徳監督の再々登板が決まっている。
また6年連続Bクラスが確定している中日の森繁和監督が今季限りで退任。後任には今季まで楽天の2軍投手コーチを務めた元中日の与田剛氏の新監督就任が内定している。
DeNAは3年ぶりのBクラスが確定したが、今季最終戦となった10日にアレックス・ラミレス監督が4年目の指揮を執ることが決定となった。
球団史上初のリーグ3連覇を達成した広島の緒方孝市監督は来季、5年目の指揮を執る。また昨年の最下位から2位に躍進したヤクルトの小川淳司監督は、交流戦で球団史上初の最高勝率にチームを導いた手腕が評価され、9月の時点で2年契約の2年目への続投が正式に決定していた。