大阪桐蔭・根尾「投手、内野どこをやるか分からないけど…」12球団どこでも希望

 4回、中越え適時二塁打を放つ大阪桐蔭・根尾(撮影・持木克友)
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 「福井国体・高校野球硬式・準々決勝、大阪桐蔭5-3済美」(3日、福井県営野球場)

 大阪桐蔭が“8冠”を達成し、有終の美を飾った。

 試合後、投打でプロ注目の根尾昂内野手(3年)、4番の藤原恭大外野手(3年)、エース・柿木蓮投手(3年)、大型左腕の横川凱投手(3年)が近日中にプロ志望届を出す意思を表明した。

 高校最後の公式戦で決勝打を放った根尾は、プロでは二刀流としての活躍にも期待がふくらむ。阪神などが1位候補に挙げるなか、12球団どこでも行く意思も示し、「投手、内野どこをやるか分からないけど、そのチームの勝利に貢献できる選手になりたい」と抱負。二刀流については「(投打両方を)やりたいと言ってもそれで指名してくれるかも分からないので、話を聞いてみてからですね」と、慎重に語った。

 大阪桐蔭は今年、史上初2度目の甲子園春夏連覇を達成。今年の公式戦は無敗。29連勝でのフィニッシュとなった。根尾は高校野球生活を振り返り、「終わったな、という感じです。経験できない財産を与えてくれた3年間だったなと思います」と充実の表情を浮かべた。

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