巨人の脇谷亮太内野手(36)が今季限りで現役を引退することが18日、分かった。近日中に都内で記者会見を開く。
内野を全てこなした万能プレーヤーがユニホームを脱ぐ決断をした。プロ13年目の今季は1軍出場がなく、現役続行は厳しいと判断。既に親しい関係者には引退を報告したもようだ。
紆余(うよ)曲折を経た野球人生だった。2005年度大学・社会人ドラフト5巡目で巨人に入団。14年にFA入団した片岡の人的補償で西武に移籍したが、16年にFA権を行使して巨人に再入団する異色の経歴をたどった。通算850試合に出場して打率・255、18本塁打、159打点。