セ3位争いが大混戦 中日に上昇気配 巨人は2年連続Bクラス危機

7回、勝ち越しソロを放ち笑顔でナインとハイタッチを交わす中日・平田=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 CS進出のかかるセ・リーグ3位争いが大混戦。3位巨人から最下位の阪神まで、1・5ゲーム差に4チームがひしめき合うダンゴ状態となった。

 15日に行われた3カードでは中日が首位の広島に競り勝ち、4位に浮上。DeNAは3位の巨人に勝ち、5位となった。前日まで4位だった阪神は2位・ヤクルトに敗れ、3連敗で単独最下位に転落した。

 中日、DeNA、阪神は3チームとも借金10で並んでいるが、勝率で順位が入れ替わった。さらに、3位の巨人も引き分けを挟んで4連敗と急降下してきており、中日とのゲーム差は「1・5」まで接近した。

 中日は9月に入って7勝3敗1分けと上昇ムード。16日からの巨人2連戦で連勝なら、3位に浮上する。

 広島の優勝は時間の問題となっており、3位に5ゲーム差をつけたヤクルトも2位に前進。巨人も3位につけているものの、9月は2勝5敗2分けとチーム状態は上がっておらず、05、06年以来となる2年連続のBクラスの危機も迫っている。

 現在の順位は以下の通り。

 1位・広島(マジック6)

 2位・ヤクルト(11・0差)

 3位・巨人(5・0差)

 4位・中日(1・5差)

 5位・DeNA(0差)

 6位・阪神(0差)

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