男・村田“引退試合”開始前からフィーバー ファン大挙、グッズ売り場に行列
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「BCリーグ、栃木-群馬」(9日、小山運動公園野球場)
BCリーグ栃木の村田修一内野手(37)が今季最終戦となる群馬戦で“引退試合”に臨む。試合前から“フィーバー”が起こった。午前9時過ぎには球場付近のグッズ売り場にファンが長蛇の列をつくった。また球場にファンが大挙したため一般客の入場時間を早め、午前9時50分としてスタンドにファンがぎっしり詰めかけた。
また村田と同じ世代のヤクルト・館山昌平投手、青学大時代にも日大・村田と対決した同・石川雅規投手から届いた花が飾られた。
村田は、昨オフに巨人を自由契約になり、今年3月に栃木入り。NPB復帰を目指したが獲得意思を示す球団はなく、新規契約が可能な期間が前日7月31日に終了。翌日の8月1日に会見を行い、「来年ユニホームを着て(NPB以外の)どこかで野球を続けるのは考えにくい」と明言。「その2文字(引退)を使いたくない。今日この時点で引退するという発言はしたくない」と引退の2文字は使わずに現役引退を示唆していた。
“引退試合”となるこの日、村田の栃木や村田ファンに対する発言にも注目が集まる。