広島・新井が引退 今季限りで プロ20年目で決断

 広島・新井貴浩内野手(41)が5日、マツダスタジアムで会見を行い、今季限りでの現役引退を表明した。

 プロ20年目。球団史上初の3連覇へ優勝マジック「12」の中、ベテランは大きな決断をした。新井は今季、3月に左ふくらはぎを痛めたため04年以来14年ぶりの開幕2軍スタート。5月11日に1軍復帰すると、その日の阪神戦で即適時二塁打をマークしていた。ここまでは49試合に出場し打率・222、4本塁打、20打点。Vが近づく中、精神的支柱としてチームを支えている。

 1998年度ドラフト6位で広島に入団。07年オフにはFA宣言し、阪神に移籍していた。その後15年に広島に復帰すると、16年には25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献し、セ・リーグMVPを受賞。史上47人目の通算2000安打も達成していた。

 現役最後となったシーズン。リーグ制覇と34年ぶりの日本一を果たし、有終の美を飾る。

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