20歳オリックス・山本、史上最年少30ホールド
「ロッテ6-5オリックス」(25日、ZOZOマリンスタジアム)
高卒2年目、20歳のオリックス・山本が同点の八回を無失点で抑え、今季30ホールド。ロッテ・益田らの23歳を大きく更新する、史上最年少での到達となった。
先頭鈴木を151キロで遊ゴロに打ち取ると、田村は150キロで三飛に打ち取った。と、思ったが大城が落球。一転、1死二塁の大ピンチを迎える。それでも「野手のミスは投手がカバーするもの。ミスを消してやろうと思いました」と全力で抑えに掛かった。
加藤は空振り三振。続く平沢の打席では、捕手の山崎勝がけん制で二塁走者を刺す美技でピンチを脱した。
これで山本はリーグトップの34ホールドポイント。最優秀中継ぎに新人王のW受賞も視野に入れる。「毎日の積み重ね。一つ一つ積み重ねていきたい」とサヨナラ負けの中、若武者は必死に前を向いた。