松井秀喜氏「校歌を歌うことができて幸せ」母校の勝利に感慨 藤蔭の健闘も称賛

 「第100回全国高校野球選手権・1回戦、藤蔭4-9星稜」(5日、甲子園球場)

 星稜OBの松井秀喜氏が、開幕戦の母校の勝利を喜んだ。

 始球式を行った後、スタンドで試合を観戦。後輩が強打で勝利を飾り、「こうやって後輩のおかげで校歌を歌うことができて幸せです。自分が着たものと全く同じ黄色いユニホームを着てプレーする後輩たちを見られて、しかも勝って、一緒に校歌まで歌うことが出来て、これ以上ない一日になりました」と喜んだ。

 一方、試合後は整列した両チームに拍手を送る姿もあった。負けた藤蔭にも言及し、「藤蔭からもスイングの強さやチームのまとまりをすごく感じました。勝負なので勝者と敗者は必ず出てしまいますが、彼らにとっても素晴らしい夏になったのではないかと思います」と、健闘を称えた。

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