巨人、4年連続借金ターン 投手陣が広島打線に5被弾 坂本勇は11年連続100安打
「巨人2-5広島」(7日、東京ドーム)
巨人が敗れ、2015年から4年連続の借金ターンが確定した。球宴まで4試合を残し、36勝41敗と借金が5となった。
先発した内海は6回を5安打2失点と粘投も、2本のソロ本塁打を許し、今季初黒星(2勝)を喫した。四回、先頭の4番・鈴木に左越えの12号先制ソロを浴びると、五回には2死から3番・丸に左中間への16号ソロを被弾した。
その後も八回には2番手の田原が丸に2打席連発となる17号ソロを、九回には中川が西川に3号、会沢に9号の連続ソロを被弾。投手陣が広島打線の一発攻勢に沈んだ。
打線は八回に1死二塁から坂本勇が11年連続シーズン100安打となる左中間タイムリー二塁打が飛び出したが、なおも1死二塁の好機は後続が倒れて反撃は1点に終わった。九回は亀井が二塁打で出塁し、1死三塁となって大城の内野ゴロで1点をかえしたがそこまで。
広島は先発した野村が7回を5安打無失点で4勝目(2敗)。七回に2本の安打で2死一、二塁のピンチを招いたが、大城を二ゴロに仕留め、無失点で中継ぎ陣にマウンドを譲った。
打線も巨人投手陣に、前カード6月26日の対戦に続く1試合5本塁打を浴びせた。