日本ハム・ドラ1清宮、2発翌日は4の0 当面は2軍調整 22日はバス増便
「イースタン、日本ハム2-10ロッテ」(21日、鎌ケ谷スタジアム)
日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=が21日、イースタン・ロッテ戦(鎌ケ谷)に「3番・一塁」で3試合連続のフル出場。前日の倍以上となる観客がファイターズタウンを埋め尽くす中、4打数無安打と沈黙した。荒木2軍監督はファーム調整の継続を明言した。
この日は「鎌スタ☆わんにゃんペット同伴デー」「食とスポーツ満喫デー」の2大イベントの実施日。さらに20日の同戦で清宮が2本塁打を含む3安打6打点と活躍したこともあり、2184人(同伴の犬74匹を含む)の観衆が詰め掛けた。注目を一身に浴びたが、待っていたのは厳しい内角攻めだった。
初回2死は先発・チェンの内角シュートに詰まって二ゴロ。四回は投ゴロに終わり、その後の打席も内と外の出し入れに対応できなかった。「自分のスイングをさせてもらえませんでした」。一方、前日の外角中心の配球とは異なる攻め方を学べたことは「一歩前進」と前向きに捉えた。
荒木2軍監督は「もっと(2軍で)やった方がいい」と話す。試合前、栗山監督と電話会談した際は「やるべきことはまだある」と清宮の現状を報告したという。東武・鎌ケ谷駅-鎌ケ谷スタジアム間のシャトルバスを臨時で1台増便する22日も、先発出場する見通し。大きな期待には結果で応えるしかない。