日本ハム清宮が1試合2発の特大3ラン 防護ネット最上部直撃にファン騒然

7回日本ハム1死一、三塁、右越え?3ランを放つ日本ハム・清宮幸太郎(左)。右はロッテ・安田尚憲=鎌ヶ谷スタジアム(撮影・中田匡峻)
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 「イースタン、日本ハム-ロッテ」(20日、鎌ケ谷スタジアム)

 限局性腹膜炎から復帰した日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(早実)が、「3番・一塁」で先発出場。七回1死一、三塁の場面で、この日2本目となる特大3ランを右翼席まで運んだ。

 「一本出たことに関してはホッとしたというか、良かったです」

 圧巻だった。再びロッテの先発・西野の変化球を捉えた打球は、右翼フェンス後方の防球ネット最上部に直撃。衝撃の“プロ2号”に、1036人の観客も騒然としていた。

 初回2死から3試合ぶりとなる右前打を放つと、待望の瞬間は1-3で迎えた三回1死一、二塁。西野のフォークをバットの芯に乗せ、一時逆転の3ランを右翼スタンドにたたき込んだ。イースタン23打席目で放った“プロ初ホームラン”が、怪物を目覚めさせた。

 「いろいろ打てなかったりとかありましたけど、考えながらやることができましたし。高校時代とはまた違った喜びがあります」

 この日は、ここまで2本塁打を含むプロ初の3安打6打点。度重なる試練を乗り越えた金の卵が、圧倒的な存在感を見せている。

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