ロッテ、テスト入団の李杜軒が2点打「結果が出てよかった」
「日本ハム3-2ロッテ」(6日、東京ドーム)
今春の石垣島キャンプでテスト合格して入団したロッテの李杜軒が結果を出した。
3点差を追った八回2死一、二塁。加藤の代打で登場し、マルティネスの145キロストレートをたたいた。打球は中堅への2点二塁打となった。
「監督の期待に応えようと思っていた。とにかく結果が出てよかった」と振り返った。
16年にソフトバンクを解雇されて、台湾に帰国。無所属のまま、台湾プロ野球でチャンスを待ち続けた。
その李杜軒に声を掛けたのは井口監督で、合格後は代打の切り札として期待していた。岡山共生高卒で日本人扱いだ。新外国人のドミンゲス、ペゲーロが不振からファームで調整を続けている現在、欠かせぬ戦力になりつつある。
今季4打席目でのヒットに「うれしい。これからもいい準備をして結果を出したい」と意気込んでいた。