ソフトバンク・王会長、野球界全体で闘将イズム引き継ぐべき

 1月4日にすい臓がんのため70歳で逝去した楽天・星野仙一球団副会長のお別れの会が19日、都内ホテルで開かれ、ソフトバンク・王貞治球団会長(77)も、闘将との別れを惜しんだ。

 現役時代にONに闘志を燃やして立ち向かってきた星野氏と対決。「逃げないピッチャー。どんどん攻めてくる。武士の戦いみたいに名乗り合っての一騎打ち」と表現した。自身は「彼に打ち取られると悔しかった。明日、彼との戦いという時は『よし!』という、いつもと違う気持ちになった」と懐かしそうな表情を浮かべて振り返った。

 「これからの野球界に、彼の熱い思いはずっと長く受け継がれていくと思います」と期待した王氏。「野球界全体でプロもアマも垣根なく、引き継いでいかないといけない」と星野氏の遺志を継ぐことが必要だと訴えた。

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