侍・稲葉監督、星野さんに「いい報告できるように」 中日の追悼試合後に豪州戦

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)が2日、オーストラリア代表との初戦(3日・ナゴヤドーム)勝利へ向けて気合を込めた。3日には1月に死去した星野仙一氏の追悼試合(中日対楽天戦)が同ドームで行われ、豪州戦はその試合後。「いい報告ができるようにしっかり戦っていきたい」と語った。

 08年北京五輪で指揮を執った星野氏とは、監督と選手の間柄だった。北京五輪ではメダルに届かず、「星野監督を男にできなかった悔しさは、今でも残っております」と沈痛な表情を浮かべた。

 自身は20年東京五輪での金メダル獲得を見据え、3、4日は豪州代表との強化試合2連戦で指揮を執る。「初戦でいい勝ち方をして、いいスタートを切りたい」と強い決意を示した。

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