ロッテ・重光昭夫オーナー代行が退任 河合克美新代行「夢と勇気を」
ロッテは23日、臨時株主総会と取締役会を開き、重光昭夫オーナー代行(63)の退任、新オーナー代行にロッテホールディングス取締役の河合克美氏(65)の就任を発表した。
重光氏から21日に代表権とオーナー代行職返上の申し出があった。球団には取締役としてとどまる。
重光氏はロッテグループ会長を務めており、昨年12月に同グループの裏金疑惑を巡る横領罪によってソウル中央地裁から懲役1年8月、執行猶予2年の判決を言い渡されていた。
さらに五輪開催中の2月13日にはソウル中央地裁で贈賄罪によって2年6月の実刑判決を言い渡され、即日収監されていた。
井口資仁監督(43)は「重光昭夫さんは、とても野球とマリーンズを愛される方です。今シーズン、リーグ優勝を達成し、その思いにお応えしたいと考えています」とコメント。また、河合新オーナー代行は「多くの熱いファンの皆さまに支えられているマリーンズが、さらに強く魅力的で『夢と勇気』を提供できる球団であり続けるよう力を注ぎたい」と語った。