ＤｅＮＡのアレックス・ラミレス監督（４３）が１４日、都内で開催された「２０１７年度野球指導者講習会」に出席。アマ球界の監督らとパネルディスカッションも行い、将来的な夢として高校野球の監督への思いも明かしていた。

　花咲徳栄・岩井監督、立大・溝口監督、社会人の日本通運・藪監督。アマ球界で活躍する監督の指導者論に耳を傾け「非常に貴重な時間。野球がどんどん変わっているというのも分かった」と充実した時を過ごした。

　特に、岩井監督が高校生の集中力維持へ新たな練習を取り入れるなどの工夫を行っていることに感銘を受け「その発想が印象深かった」とし、「高校野球の監督をやりたい。人間的な成長にも関われる」と関心を示した。

　「今はプロ野球の監督として成功して、球団をより良い方向に持って行くことで頭がいっぱい」としながら「チャンスがあれば興味深い」とラミレス監督。将来、球児とともに甲子園を席巻する日も夢ではないかもしれない。