楽天の新人合同自主トレが１０日、楽天生命パークで２日目を迎え、ドラフト２位・岩見雅紀外野手（２３）＝慶大＝は、持久力を試す「２０メートルシャトルラン」で新人１０選手中、最下位の７１本だった。それでも期待の和製大砲はめげず、自身の長所を磨いていく。

　体重１１５キロの岩見は「最初からキツかった。シャトルランは小６以来。当時は８０を超えていた。下回って恥ずかしい」と頭をかいた。だが「ベーラン（ベースランニング）と塁間を走れればいい」と開き直り？あくまで長打力で勝負する。

　大学時代にも愛用したＡ・ロッドモデルの重さ９３０グラムのバットをプロでも発注。スタミナはいまひとつでも頼もしい“相棒”を味方にメジャー級の活躍を目指す。