楽天・立花球団社長、1年半前に星野副会長からがん告げられていた 「77」永久欠番へ

 楽天・梨田昌孝監督(64)が9日、楽天生命パークで、4日に急逝した星野仙一球団副会長(享年70)に日本一を捧げることを誓った。新人合同自主トレを視察後、コーチ会議に出席。星野氏に続く史上4人目となる3球団でのリーグ優勝、そして悲願の日本一を果たすことで亡き闘将に恩返しする。また、立花陽三球団社長(46)は目に涙を浮かべながら、同氏の生きざまを振り返った。

 立花球団社長は16年7月、三木谷オーナーとともに星野副会長から、がんを告げられたという。「そこから1年半、病気と闘いながら、どうしたらチームが強くなるんだと、一生懸命やってきた」と述懐した。

 大型連敗が続いた昨年8月やCS前、病気のことをチームに伝えてはどうかと打診したが「彼は伝えたくないということだった。星野さんはそれを望んでいない。それが彼なりの生きざまだった」と涙をこらえた。

 本拠地に設けられた献花台には3日間で計1万4922人ものファンが訪れた。星野副会長の功績を称え、背番号「77」を永久欠番とすることに同社長は「三木谷もそういう意向だと思うので、ご遺族とも話し合って、いい形で副会長の意を継ぎたい」と説明。追悼試合の開催とともに協議を進めていく。

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