ヤクルト・小川“初日の出前トレ” 復活へ決意の元日朝4時始動

 右肘疲労骨折からの復活を目指すヤクルト・小川泰弘投手(27)が8日、決意の“初日の出前トレーニング”を行っていたことを明かした。「何かバカをやろうと思って」と、元日の朝4時から都内のジムで2時間半、一心不乱にウエートトレで汗を流した。

 8勝を挙げた昨年は、チーム事情で一時は抑えも経験。不慣れな役割も懸命にこなす中で終盤に右肘を痛め、10月2日に手術を受けた。チームも96敗を喫して最下位。14年から3年連続開幕投手を務めた大黒柱として、逆襲への思いは強い。

 手術後3カ月のノースローは予定通り。患部以外は11月から普段と同じトレーニングをこなし、下半身中心に強化してきた。年末に帰省した際は「初心に戻ろう」と地元・愛知の赤羽根海岸を走った。

 9日の検査で問題がなければ、近日中に投球練習を再開する見込み。「待ち遠しいし、早く投げたい。1日でも早く肘を治して、フル回転したい」。燃えるライアンが復活を遂げる。

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