星野氏とお別れ…寒空の仙台643人献花 楽天、追悼試合検討

 楽天は7日、星野仙一球団副会長の急逝を受け、本拠地・楽天生命パーク宮城に献花台を設置した。突然の訃報から一夜明けたこの日。寒空の中、約3時間で643人ものファンが訪れ、闘将との別れを惜しんだ。

 献花台の中央には、楽天のユニホームに身を包み、穏やかな笑みをたたえる星野氏の写真が飾られた。生前に親交のあった小田和正の「たしかなこと」がピアノバージョンで流れる中、続々と駆けつけたファンが手を合わせた。

 楽天の監督として4年間、副会長として3年間。東北の人々に愛された闘将。献花の受け付け開始は午後4時を予定していたが、ファンが集まり、前倒しで同2時半から始まった。訪れた仙台市内の40代女性は「被災地のことをすごく気にかけてくださった方でした。感謝の気持ちを伝えに来ました」と涙ぐんだ。献花台は9日まで3日間設けられ、8、9日は午前10時から午後5時半まで設けられる予定だ。

 多大な功績を残した星野氏をたたえ、今後は、追悼試合の開催なども検討されていく見込み。古巣の中日、阪神との対戦があるオープン戦も含め、開催の可能性を探っていくことになりそうだ。

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