オリックス、FA増井を直アタック 急きょ決定!福良監督も同席

 交渉に同席した福良監督
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 オリックスは22日、日本ハムからFA宣言した増井浩俊投手(33)と東京都内で入団交渉した。当初は代理人と交渉する予定だったが、本人の日程調整がついたことで急きょ席を設けた。テーブルには福良淳一監督(57)も同席。メジャー挑戦を表明している平野佳寿投手に代わる守護神を託したい思いを伝えた。

 “恋人”に熱い思いをぶつけた。2時間に及んだ増井との入団交渉。長村球団本部長は「チームが上昇して前に進むには増井君の力が必要。ぜひオリックスで頑張ってほしい」と訴えた。

 守護神・平野がメジャー挑戦を目指して海外FA権を行使。現代野球では勝つための最低条件ともいえる抑えの確立。新たな外国人補強も一つの方法ではあるが、経験もあり、力もある増井こそが最適任者ということで白羽の矢を立てた。

 「能力的には先発もできるが、試合の後半のところ、抑えかセットアッパーでというお話をした。そこで安定した投球ができるのは分かっているので」

 テーブルには森浩二プロスカウトに加え、日本ハム時代にヘッドコーチとして共に戦ったこともある福良監督も同席した。当初は代理人交渉の予定だったが、指揮官自らの口から必要性を伝えるために急きょ、本人同席の場をセッティングしてもらった。

 席上、指揮官からチーム事情を説明。来季のAクラス入り、22年ぶりとなる優勝に向けて、いかに増井の力が必要かを現場の目線で伝えた。さらに今季まで3年9億円だった平野と同等の好条件を提示。長村本部長は「有意義な話し合いができた」と好感触を口にした。あとは吉報を待つだけだ。

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