日本ハム・大谷「どんどん上げていく」 右足首の手術後初のティー打撃
日本ハム・大谷は12日、千葉県鎌ケ谷市の2軍施設で10月に受けた右足首の手術後初めてバットを振って調整した。真正面に置かれた鏡で打撃フォームを確認しながら、一球一球じっくりとティー打撃をこなし「ここからどんどん上がっていくんじゃないかな」と感想を口にした。
11日に行われた記者会見で米大リーグ挑戦を表明し、一夜明けた12日も多くのファンが熱い視線を送った。来年1月まで鎌ケ谷市でリハビリを続ける予定で「できる範囲でどんどん上げていく。一日一日やって(体の)反応を見て、大丈夫だったら次にいく」と見通しを語った。
栗山監督は宮崎市で行われた日本代表との練習試合後に「けじめをつけて、逆にここからがスタート。メジャーで結果を出すためにふらふらしている時間はない。相当、緊張感があると思う」と大谷の心境を思いやった。