日本ハム・大野がFA権行使を表明 球団の残留要請に「悩んでいる中での決断」
日本ハム・大野奨太捕手(30)が9日、札幌市内の球団事務所で会見を開き取得している海外FA権を行使することを表明した。
会見場は真剣な表情で「今回、FA権行使を決断したことをお伝えいたします」と態度を明かした。
この日は札幌市内の室内練習場でトレーニング後、球団事務所へ。「素直にほかの球団の気持ちを聞いてみたいというのが率直な気持ちです」と話した。
今季は83試合に出場し打率・221、3本塁打、21打点。球団選択の条件については「まず、自分のことを必要としているか聞きたい。なぜ、自分のことを必要としているか」と話した。
日本ハムからは残留要請を受け宣言残留も認められている。「ずっとお世話になってきて、悩んでいる中での決断」と残留の可能性も示唆しているが、正捕手不在の中日が獲得に乗り出すとみられる。