DeNA井納7失点撃沈…「申し訳ないでは済まされない」
「日本シリーズ・第1戦、ソフトバンク10-1DeNA」(28日、ヤフオクドーム)
大舞台で強力打線に屈した。DeNA・井納翔一投手(31)が4回1/3を7安打7失点KO。重要な第1戦の先発を託されたが、期待に応えられず「申し訳ないでは済まされないです」と唇をかんだ。
初回1死二塁でデスパイネに左翼線への先制適時二塁打を許すと、二回は長谷川勇に2ランを被弾。2点差に迫った直後の五回には「一番試合を決めてしまった1人の打者」と先頭の今宮に四球を与え、再びデスパイネに中前適時打。5イニング中4度で先頭打者の出塁を許し、試合を作れなかった。
CSファイナルS第3戦では、広島相手に六回途中無失点で勝利に導いたが、自身初の日本シリーズで役割を果たせず。「もし、もう一回機会があるなら、結果を出すしかない。あとはみんなを信じていくしかない」。悔しさだけが残る登板となった。