DeNAラミレス監督“奥の手”予告 『投手・ウィーランド』代打起用も

 CSファイナルSは21日、セ・リーグの第4戦・広島-DeNA(マツダ)が雨天のために中止となった。対戦成績は2勝2敗(広島のリーグ優勝によるアドバンテージ1勝含む)のタイ。DeNAは下克上での日本シリーズ進出へ向け、アレックス・ラミレス監督(43)が今季の広島戦で打率・538、3本塁打のジョー・ウィーランド投手(27)を代打で起用する可能性を示した。

 “秘密兵器”の投入が現実味を帯びてきた。今季10勝を挙げ、先発した阪神とのCSファーストS第3戦で好投、ファイナルSに導いたウィーランドの代打起用だ。ラミレス監督は「もちろん、その可能性はあります」と不敵な笑みを浮かべて予告した。

 強力な武器を使わない手はない。来日1年目の右腕は広島戦で13打数7安打の打率・538、3本塁打、9打点とバットで大暴れしてきた。ファイナルS第1戦から第3戦までの3試合でも、ベンチ入りしていた。

 DeNAはマツダスタジアムで今季1本塁打だが、それは5月17日の広島戦で大瀬良からウィーランドが放った一発。22日の先発が濃厚な大瀬良からは計2本塁打をマークしており、代打で名前をコールされる可能性も十分にある。20日には指揮官から「しっかり準備しておけよ」と“特命”を受けたウィーランド。「いつも準備しているから全然、大丈夫だ」と意欲を示したという。

 短期決戦でも代打起用や投手継投が、ズバズバ的中しているラミレス監督。「策がはまっているというよりは、決断して使った選手がいい活躍をしてくれている」。対戦成績は2勝2敗のタイ。「常識外」のタクトを振って、王手をかける。

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