楽天・銀次 七回好機に凡退 CS初打点&反撃ソロも悔しさ一敗
「パCSファイナルS・第4戦、ソフトバンク4-3楽天」(21日、ヤフオクドーム)
反撃のノロシとなる一発を放った楽天・銀次だったが、七回2死二塁での打ち損じを悔やんだ。1点を追う攻撃。先頭の代打・今江が中前打で出塁し、茂木にバントをさせてまでつくった好機だった。モイネロの初球、内角高めにきた147キロ直球を果敢に振りに行ったが、三邪飛に倒れた。
「ショートの横を抜くくらいのイメージだった。自分が思ったより球が来ていた。力を抜いていれば。力み過ぎてしまった」
2点ビハインドの四回にはバンデンハークの150キロを強振し、ライナーで右翼ホームランテラスに飛び込むCS1号。三塁ベンチに勇気を与え、相手のミスにも乗じてこの回で同点に追い付いた。
「しっかり捉えられた。ライナーだったので入るかなとは思ったけど。1点取られた後だったので、いいところで打てた。そこは良かったと思うんですけど…」
痛い逆転負けに表情は晴れない。それでも西武とのファーストSから通じて初打点。崖っぷちからはい上がる原動力になる。