前巨人監督・原辰徳氏“野球伝道師”としてペルーへ派遣

 巨人前監督の原辰徳氏が19日、“野球伝道師”として南米のペルーに派遣されることが決まり、渋谷区のペルー共和国大使館で記者会見を行った。国際協力機構(JICA)がペルー日系人協会設立100周年を記念し、現地で野球教室を開催。ペルーの少年少女約100人を対象に、原氏が総監督として参加することになった。

 ペルーを訪れるのは初めてという原氏だが、「ぜひ、野球というものを教えてほしいというJICAさんからのお話に、即答させてもらいました」と意欲満々。ペルーではサッカーに比べて野球人口は少ないが、普及に向けて「いい形で種をまき、芽が出て、そして木となり花が咲けばいいなという思いです」と、熱く語った。

 同野球教室を実施するにあたり「ファンケルキッズベースボール」(株式会社ファンケル)が協力し、講師役として久保文雄氏、駒田徳広氏、宮本和知氏、西山秀二氏も参加。期間は11月18日から23日までで、ペルー滞在中にはJICAのボランティア活動や防災分野のプロジェクトなども視察する予定となっている。

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