侍J選出の巨人・田口、投手陣「引っ張る」
侍ジャパンに選出された巨人・田口麗斗投手(22)が12日、稲葉監督からも期待される投手陣の軸としての決意を示した。川崎市のジャイアンツ球場で「プレーでチームを引っ張るじゃないけど、そういうリズムを作れるような選手になれたら」と自覚を口にした。
左のエースとして今季13勝を挙げ、2年連続2桁勝利を達成。「日の丸を背負うことは責任重大なこと。若手だからといって、結果が残せないというのはないと思う」と代表でも安定感を示す自信はある。
昨年11月の侍ジャパン強化試合・オランダ戦では2回4失点。「ちょっとした失投が大ダメージになる」と世界の壁の高さを痛感した。今大会は「何とか払しょくする気持ちで」と悔しさをぶつける場でもある。
視線の先には2020年東京五輪代表入りがある。「そういうところにいつかは選ばれるように、今は一年一年積み重ねてやっていくだけ」と田口。結果を出し続けて侍投手陣をけん引する。