大阪桐蔭“史上最強世代”の新チームが大勝発進 藤原が先制ランニング本塁打

 「秋季高校野球大阪大会・2回戦、大阪桐蔭7-0星翔」(18日、富田林市立スポーツ公園野球場)

 大阪桐蔭が新チームの初戦で大勝した。

 U-18W杯に出場した日本代表のレギュラーとして活躍した藤原恭大外野手(2年)が3安打3打点の活躍を見せた。

 三回1死二塁。中前へ低いライナーを放つと、前進して直接捕球を試みたセンターが追い付けずに後逸。その間に50メートル走5秒台の俊足を飛ばして、高校通算20号となる先制のランニングホームランとした。五回1死には中前打、六回1死二塁でも右越え適時二塁打を放った。

 W杯後は時差ぼけが残る中、チームに合流した13日からフルメニューをこなし、初戦に合わせた。「昨日まで調子が悪かったけど日に日に良くはなっている。今年は軸になって引っ張っていかないといけない。声でもプレーでも引っ張れる存在にならんといけない」と、主将・中川卓也内野手(2年)とともにチームをけん引する立場としての自覚を口にした。

 新チームは根尾昂内野手(2年)、山田健太内野手(2年)ら今春センバツを制したメンバーが多数残っている。大阪桐蔭史上最強世代とも言われるが、西谷浩一監督(47)は「まだまだ新チームとしてやらないといけないところがたくさん見えた。前から出ている選手がいるから強いというのは高校野球ではあまい考え。今日も誰が見ても強いチームではなかった。チームとして総合的な力をつけないといけない」と厳しかった。

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