天理・中村監督、広陵・中村は「歩かせないといけない場面あるかも」

ノックをする天理・中村監督(中央)=天理市内の親里野球場
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 第99回全国校野球選手権で4強に進出している天理が21日、天理市内の親里野球場で22日の準決勝・広陵戦へ向けて2時間、練習した。

 1986年の優勝時の主将で近鉄、阪神でプレーした中村良二監督(49)は、今大会で4本塁打を放っている広陵・中村奨成捕手(3年)を褒めちぎった。

 「結果を出せるのがすごい。それも甲子園ですからね。うちの投手も打たれると思う。選手には『打率は下降するよ』とは言っているし、打率は下がるもんだけど、彼は下がらないと思う。『強気に攻めていこう』と言いつつ、歩かせないといけない場面もあるかもしれない」

 今秋ドラフト1位候補に挙がるスラッガーに賛辞を並べた。それでもチームとして、負けるつもりはない。「ホームランを打たれても勝てばいいです」と話した。

 天理は準々決勝で明豊を撃破。夏の甲子園で通算48勝目を挙げて、PL学園と並ぶ歴代4位タイとなった。広陵に勝てば、中京大中京(78勝)、松山商(60勝)、龍谷大平安(59勝)に次いで歴代単独4位となる。

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