日本ハム、けん制悪送球でサヨナラ星 大谷同点弾!3戦で5割

 「日本ハム8-7ロッテ」(17日、札幌ドーム)

 延長十一回1死一、二塁。二塁へのけん制悪送球でサヨナラ勝ちが転がり込むと、日本ハム・大谷は右手を突き上げた。自身の同点アーチで試合を振り出しに戻し、6月2日以来の3連勝に貢献。喜びを爆発させた。

 最大4点差をひっくり返された直後の七回。意気消沈ムードを豪快スイングで振り払った。初球の内角直球にバットを一閃(せん)。乾いた打球音とともに、鋭い打球が右翼中段へ着弾した。「飛距離がどうこうより切れなくてよかった」。直前に2本塁打を浴びた高卒ルーキー堀の黒星を消す一発を喜んだ。

 直近3試合は12打数6安打2本塁打で「いいアプローチができている」と大谷。レンジャーズなど複数の米球団関係者が見守った中で、打者としての存在感を示す一撃だった。

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