侍・稲葉監督が熱血エール 大学日本代表の練習試合を視察

 日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督(45)が14日、川崎市内のENEOSとどろきグラウンドで行われた、大学日本代表と社会人・JXーENEOSの練習試合を視察。試合後は、20日からユニバーシアード(台北)に出場する選手たちに熱いエールを送った。

 代表監督初仕事となった稲葉監督の目に、頼もしい姿が飛び込んだ。社会人相手に見事な完封勝ち。「それぞれの選手がハツラツとしていた」と満足気な表情を浮かべた。

 雨天で急きょ試合会場が変更となった試合。国際大会の経験も豊富な稲葉監督はナインを前に「国際試合ではそういうことも起こる。しっかり対応してほしい。日の丸の重みと責任を感じて頑張ってほしい」と激励した。

 22日からはU-18W杯の日本代表合宿も始まり、早実・清宮幸太郎内野手も選出の可能性は高い。「チャンスがあれば激励をしたい。侍ジャパンは(全世代)みんなで戦っているという姿勢を示したい」と稲葉監督。20年東京五輪を担う若き侍へ、熱い思いを伝え続ける。

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