中日・ビシエド骨折…今季絶望的 代わって高橋が1軍昇格

 中日は14日、ダヤン・ビシエド選手(28)が右腕の尺骨骨折と診断されたと発表した。13日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)で右腕に死球を受けて途中交代していた。完治には最低でも1カ月が必要で、その後のリハビリ期間などを考えても、今季中の復帰が絶望的となった。

 来日2年目の今季は、6月中旬から約1カ月、米国での市民権取得のためチームを離れたが、87試合で18本塁打を放ち、ゲレーロとともに打線の中心を担ってきた。再びの離脱はチームにとっても大きなマイナスだ。

 逆にこれまで出番のなかった若手にとってはチャンスにもなる。この日、出場選手登録を外れたビシエドに代わって、高橋周平内野手(23)が横浜遠征に出発した。

 約3カ月ぶりの1軍昇格に高橋は「やってきたことをやる。それだけです」とキッパリ。当然、1軍では結果が求められるが「悪いことも、いいことも、考えてもしょうがない。普通にやるだけ」と泰然自若。真っ黒に日焼けした23歳が、逆襲の夏を始める。

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