中日・若松やっと今季初勝利!7回0封「ホームで勝つというのは気持ちいい」

 「中日3-0ヤクルト」(12日、ナゴヤドーム)

 ようやくつかんだ今季初白星に、自然と若松の表情が緩んだ。昨年7月9日のヤクルト戦(神宮)以来、1年1カ月ぶりとなる勝利の味をかみしめながら、荒木からウイニングボールを受け取った。二回以降、毎回走者を背負いながらも7回6安打無失点と粘った。

 「前半戦何もしてなかったので、何とかチームの力になりたかった。ホームで勝つというのは気持ちいい」。武器のチェンジアップだけでなくカーブとスライダーを織り交ぜ、直球で要所を締めた。

 開幕ローテに入りながら、4月22日のDeNA戦(横浜)で3回7失点。3連敗となり、首脳陣から試合中に名古屋に「強制帰還」を言い渡された。高山2軍投手コーチから指示された「ミニキャンプ」で走り込みなど下半身強化メニューが約1カ月間続いた。

 3カ月余りに及んだ2軍生活を経て、再昇格は8月6日。2度目の登板で白星をつかみ取った。手薄になった先発陣に、忘れられかけた右腕が帰ってきた。

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