ヤクルト・バレンティン球団タイ記録5戦連発 マツダ連敗11で止めた

 「広島1-9ヤクルト」(29日、マツダスタジアム)

 ようやく“鬼門”を突破した。ヤクルトは昨季から続くマツダスタジアムの連敗を11で止め、真夏の広島の地で東京音頭を響かせた。バレンティンの自己最長、球団タイ記録となる5試合連続本塁打で、打線に勢いを呼び込んだ。

 初回だ。2死走者なしから3番・バレンティンが20号ソロを左翼場外へ放り込み、幸先良く先制した。

 五回は奥村がプロ初の適時打を放つと、六回は1死二、三塁から4番・山田が中越え16号3ラン。続く5番・大松は右翼越え3号ソロで、クリーンアップが敵地に3発を放り込んだ。

 この日はリベロが左膝痛で先発を外れる中、“先生役”の主砲がドデカい一発を見舞った。24日のオフには髪を切り合うなど仲良しの助っ人コンビ。まだ日本に不慣れな弟子にこれでもかとお手本を見せつけた。

 八回に三ゴロを放った際、左ふくらはぎがつり、その裏の守備から交代。試合後は「大丈夫」と3戦目への出場に意欲を示した。6試合連発の球団記録がかかる一戦に「記録より勝利に貢献できる活躍がしたい」とあくまでチーム主義を貫く。

 6月1日・阪神戦(甲子園)から続くビジターでの連敗も12で止め、自力CSも復活。真中監督は「マツダで久々に勝てたのは大きい」と頬を緩ませていた。

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