全セ・田口2回完全 初の大舞台で大谷&秋山斬り

 「マイナビオールスターゲーム・第1戦、全セ2-6全パ」(14日、ナゴヤドーム)

 プロ4年目で初めて体験する大舞台で、巨人が誇る精密左腕が躍動した。防御率セ・リーグトップの田口が、三回から全セの2番手で登板し、全パの強打者相手に2回完全投球。「めっちゃ緊張したっす」と振り返ったマウンドで、数字を証明する快投を披露した。

 先頭の今宮を外角直球で空振り三振に斬ると、秋山、浅村を内野ゴロに。続く四回は先頭で大谷と対戦。外角スライダーで左飛に封じ、柳田、松田も難なく抑え込んだ。「ホームランがなかったので良かった。本当にラッキーっす」。熱望していた上林との対戦はかなわなかったが、持ち球を駆使するシーズン通りの投球だった。

 同学年の山岡らと旧交を温める一方で、大物が勢ぞろいする球宴ならではの雰囲気を堪能した。「みんなすごい前向きだなと思った。それでいて、グラウンドでは冷静で」と感嘆し「スターの人たちと野球ができて良かったです」と締めた。華やかな舞台での32球。今後への大きな財産になった。

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