侍JAPAN、次期監督候補に稲葉氏 WBCでは打撃コーチ務める

 2020年東京五輪に向けた野球日本代表の次期監督候補に、ヤクルト、日本ハムで活躍した稲葉篤紀氏(44)が挙がっていることが11日、分かった。監督経験はないが、選手として五輪とWBCを経験しており、今春のWBCでは打撃コーチも務めた。

 代表監督の人選はプロ、アマ合同の侍ジャパン強化委員会の委員長を務める日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長と副委員長の全日本野球協会(BFJ)の山中正竹理事が交渉を進め、7月中に決める方針を示している。

 稲葉氏は愛知・中京高(現中京大中京高)から法政大を経て1994年度ドラフト3位でヤクルト入り。2005年にFAで日本ハムに移籍し、06年に日本シリーズMVP、07年に首位打者と最多安打を獲得した。通算成績は2167安打、261本塁打。日本代表では08年の北京五輪と09、13年のWBCに出場した。

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